雲龍院

1月最後の日曜日、御寺泉涌寺別院である雲龍院を訪ねました。山門をくぐると、まだ寒いのに梅の花が咲き始めています。着実に春が近づいているのですね。雲龍院は、ご本尊の薬師如来三尊像はもちろんんこと、ちょっぴり怖い表情の走り大黒天や大石内蔵助の筆による「龍淵」の額、徳川慶喜公寄進の石灯籠、悟りの窓など、見所満載のお寺です。雪見障子の四角の窓に切り取られた四つの庭の表情には、しばらく見入ってしまいました。四季折々の表情を見てみたいものです。水琴窟「龍淵のさやけし」からは、龍の息吹が聞こえたような気がしました。また訪れたいお寺です。

咲き始めの梅の花
水琴窟
蓮華の間

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